組織の歩み

環境安全保健機構放射線管理部門並びに放射性同位元素総合センターは、平成23年4月に環境安全保健機構(以下、「機構」と略)の改組により、放射性同位元素総合センターが機構に組み入れられる形でスタートした。

もともとの放射性同位元素総合センター(以下、「旧センター」と略)は、昭和47年に学内共同利用の放射性同位元素関係の施設を管理・運営し、本学の研究者の共用に供すると共に、放射性同位元素等の管理及び利用についての助言を行い、併せて放射性同位元素に関する基礎的・応用的研究を行う組織として設置された。医学部構内に本館研究棟と教育訓練棟、北部構内に分館研究棟を持ち、それぞれの施設において実験室共同利用、あるいは教育訓練講習会などを行い、本学の放射線関係の研究に資すると共に、それら放射性同位元素等の安全管理においても指導・助言を行ってきた。

機構改組の後は、機構の規程に沿って、放射線管理部門(以下、「部門」と略)が本学の放射線安全管理の業務を担当し、放射性同位元素総合センター(以下、「付属センター」と略)は、それらに関する研究を行う組織となった。

令和4年4月より、環境安全保健機構の改組により組織としての名称を「放射線管理部門」に一本化し、センターの名称を使用しないこととなった。なお、放射線事業所としての放射性同位元素総合センター及び同分館は当面(次の変更申請等の機会までを目処に)継続して使用する。