Antoine Henri Becquerel (A. アンリ ベクレル)

1852年12月15日、パリ生まれ。父(Alexander E. Becquerel)は応用物理学教授。祖父(Antonie Cesar)は鉱石から金属を抽出するための電解法の発明者。

1872年、パリ理工科大学入学

1874年、国立Ponset-Chaussees進学

1877年、土木技師

1892年、パリ博物館物理学教授

1895年、理工科大学教授

1896年、真空管中におけるX線と蛍光の関係を調べる実験中にウラン放射線を発見

放射能の強さがウランの量に比例することや、ウラン放射線が気体のイオン化すること、またウラン放射線はX線とは異なり少しの電場や磁場によって軌道が変化することを見出した。

1903年、キュリー夫妻とともにノーベル物理学賞受賞

1908年8月25日、永眠

現在、彼の名「ベクレル」は放射線の単位(Bq)となっている。

一秒間に一つ放射線を出すことを1Bqという。

1Ci(キュリー)= 3,700,000,000 Bq = ラジウム1が一秒間に放出する放射能(アルファ線の粒子数)

-> もどる