Pierre Curie (ピエール・キュリー)

1859年5月15日、開業医の息子としてパリで生まれる。

ソルボンヌ大学理学部教授

 結晶学の初期の研究において、兄弟ジャックと共に、圧電効果を発見。後に物質の磁性が特定の温度で変わることを示した(この温度は現在キュリー点として知られている)。これらの研究過程で、彼は多数の優れた実験装置や実験素材を作り出す。

1895年、マリーと結婚

 夫人と共に、放射性物質の研究を進める。

1898年、ピッチブレンドの分別によってラジウムとポロニウムの発見。

彼らの研究は、以降の原子物理学と化学の多くの研究の基礎となった。

1903年、ベクレル、妻マリーとともに「ノーベル物理学賞」を受賞

1906年4月19日、パリで交通事故により永眠

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