Wilhelm Conrad Rontgen (ウィルヘルム C. レントゲン)
1845年3月27日、ドイツ・ライン地方Lennep生まれ。商人の一人息子。 三歳の時に家族とともにオランダへ移住。 1862年、ユトレヒト工科大学進学、その後物理学に興味を持ちチューリッヒ大学で機械工学を専攻、気体や固体の音速を測定するクント管を発明したクント教授に師事。 1869年、博士号取得後はクントの助手としてビュルツブルグやストラスブルグに赴任 1870年、気体の比熱に関する研究 1874年、ストラスブルグ大学講師 1875年、ホーネンハイムの農業アカデミー教授 1876年、ストラスブルグ大学物理学教授 1879年、ギーセン大学教授 1895年11月8日夜、放電管を光が入らないように箱にしまって暗室で作業している時であった。 置いてあった表面にシアン化白金バリウムを塗った紙が放電管から2mも離れているのに発光しているのを発見。これがX線である。その後、X線が物質によって透過する度合いが異なり、その様子を写真に感光できることを発見。 彼の妻の手のレントゲン写真はあまりにも有名である。 1900年、ミュンヘン大学教授、物理学研究所長 1901年、ノーベル物理学賞(初代)受賞 1923年2月10日、ミュンヘンにて永眠 |
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